No.18 Rさん 43歳
2003/07/07 CATEGORY/【40歳代】 1人
1.出産年齢 性別 高齢になった理由
若い頃は体の調子が悪く、会社勤めを始めたのも車の免許を取ったのも30歳過ぎてから。
普通の人よりやることがすべて10年以上遅れてしまいました。
41歳で結婚し、翌年に初めて妊娠しましたが11週で稽留流産。
もうだめかなと思っていましたが43歳で妊娠、女の子を出産しました。
2.出産の方法 分娩所要時間 出産の感想
帝王切開でした。
臨月になっても子宮口が殆ど開かず、陣痛も破水も無いまま予定日を10日過ぎた時に入院。
最初にラミナリアを入れようとしましたが、あまりにも子宮口が開いていなかったので入らず(結構痛かったのにがっかり)、レントゲン検査等をした結果、「羊水が少なくなっているし骨盤もあまり開いていないので、早朝に陣痛促進剤を入れてもその日のうちに生れるかどうか・・・
時間がかかるとリスクが高くなるし、年齢的にも貴重なお子さんなので安全を取って切りましょう」と言われ、次の日に手術。
翌日、お昼頃に手術をする予定で、朝9時に浣腸をしましたが、その刺激で陣痛がおきてしまい、すぐに麻酔を打たれ、9時30分頃には手術室に。
意識はあるけど痛みは無く、ボーっとして眠かったので目を閉じてました。
1時間後位に「これから引っ張りますからね」と言われ目を開けると若い男の人(看護士?インターン?)が両脇に1人ずつ立って私の体をベットに押さえつけているのが見え驚きましたが、引っ張り出される感覚もなく、一体どういう状況になっているのだろう?と思っているうちにすごく大きな産声が聞こえ、良かった!無事生れた!と思いました。
手術室を出る時立ち会った助産婦さんが看護婦長さんらしき人に(メガネをかけていないので誰だかよくわからない)、「血圧が1回だけ測定不能になり、ほんの少しですが胎便をしていました」と報告しているのが聞こえました。
麻酔の副作用等で血圧が下がり過ぎると赤ちゃんに充分な血液が行かず、酸素不足になり苦しくなって胎便をしてしまうということは本で読んで知っていましたが、この胎便を赤ちゃんが羊水と一緒に飲んで肺に入ってしまったりすると大変なことになるらしいですね。後で調べてゾッとしました。うちの子は何事も無く本当に良かったです。
後産の時もまだ麻酔が効いていて痛く無かったけど、夕方頃には麻酔が切れ、ちょっと体を動かすとお腹がビリビリと痛み、仰向けでじっとしていたら、看護婦さんに少しは体を動かさないと回復が遅くなるからと無理やり横向きにされました。急に体を動かしたせいか肩と脇腹のあたりがつってしまい、息をするのも辛く死ぬ思いをしました。
3.出生前診断の有無 出生前診断についての考え
羊水検査はしました。最初に行った産院で薦められました。
最初は乗り気ではなかったのですが、ダウン症は知恵遅れだけでなく心臓病を持って生れる場合が多いので大変ですよと言われその気になりました。
検査は紹介された大学病院で。羊水がなかなか取れず、前の2人は10分程で終わったのに私の時は30分もかかってしまいました。
脂肪が厚いから取りにくいと言われ最初は笑っていたのですが、段々不安になって顔が引きつって来るのがわかり、それを見た看護婦さんに心配ないですよと言われ手を握られてしまいました。
ようやく羊水が取れて30分ベットで休んだ後、胎児の心音確認をしましたがなかなか確認できず、何度も刺されたからもしかして!?とまたまた青くなっていると、先程手を握ってくれたベテランの看護婦さんが飛んできてくれ、すぐに確認できホッとしました。
結果がわかるまでは心配でイライラしました。大丈夫とわかった時はとても嬉しくて、それまであったつわりもすっかりなくなり気分爽快になりました。
費用は思っていたより安く6万円ちょっとでした。
出生前診断に賛成の人には検査をしないで障害児を生むなんて無責任と言われ、反対の人には障害児だから生まないなんて無責任と言われました。
どちらをとっても無責任と非難されるのはやるせないですね。
とても難しい問題で、本人が悩んで出した結論をそっと見守って欲しいと思います。
4.高齢出産のメリット、デメリット
デメリットは自分の親も年を取っているので産後手伝ってもらえない事かな。
出産後は実家に帰って私の食事だけでも作ってもらおうと思っていましたが、母にこの歳(当時77)になって面倒見切れないと断られました。
姉に1週間来てもらいましたが、後は1人で孤軍奮闘でした。
姉は出産後(20年以上前ですが)2ヶ月近く実家でのんびりと過ごしたのにこの違いです。
メリットはあまり感じませんが、十代で妊娠してしまい時期を逃して仕方なく生むよりはずっといいでは。
友人の近所にそういう娘がいて、子供は親まかせで本人は何処で何をしているのやらという感じだそうです。
5.その他
最初に近くの産院に行ったとき、子宮外妊娠で危ない状態かもしれないと言われ真っ青になって大学病院に飛んで行きました。
何でもなかったのですが、結局それで大学病院に転院。
そこでは何か問題があって紹介で来る人が多く、若くても帝王切開等になる人が多かったです。年齢には関係なく出産は大変なことなのだと感じました。
若い頃は体の調子が悪く、会社勤めを始めたのも車の免許を取ったのも30歳過ぎてから。
普通の人よりやることがすべて10年以上遅れてしまいました。
41歳で結婚し、翌年に初めて妊娠しましたが11週で稽留流産。
もうだめかなと思っていましたが43歳で妊娠、女の子を出産しました。
2.出産の方法 分娩所要時間 出産の感想
帝王切開でした。
臨月になっても子宮口が殆ど開かず、陣痛も破水も無いまま予定日を10日過ぎた時に入院。
最初にラミナリアを入れようとしましたが、あまりにも子宮口が開いていなかったので入らず(結構痛かったのにがっかり)、レントゲン検査等をした結果、「羊水が少なくなっているし骨盤もあまり開いていないので、早朝に陣痛促進剤を入れてもその日のうちに生れるかどうか・・・
時間がかかるとリスクが高くなるし、年齢的にも貴重なお子さんなので安全を取って切りましょう」と言われ、次の日に手術。
翌日、お昼頃に手術をする予定で、朝9時に浣腸をしましたが、その刺激で陣痛がおきてしまい、すぐに麻酔を打たれ、9時30分頃には手術室に。
意識はあるけど痛みは無く、ボーっとして眠かったので目を閉じてました。
1時間後位に「これから引っ張りますからね」と言われ目を開けると若い男の人(看護士?インターン?)が両脇に1人ずつ立って私の体をベットに押さえつけているのが見え驚きましたが、引っ張り出される感覚もなく、一体どういう状況になっているのだろう?と思っているうちにすごく大きな産声が聞こえ、良かった!無事生れた!と思いました。
手術室を出る時立ち会った助産婦さんが看護婦長さんらしき人に(メガネをかけていないので誰だかよくわからない)、「血圧が1回だけ測定不能になり、ほんの少しですが胎便をしていました」と報告しているのが聞こえました。
麻酔の副作用等で血圧が下がり過ぎると赤ちゃんに充分な血液が行かず、酸素不足になり苦しくなって胎便をしてしまうということは本で読んで知っていましたが、この胎便を赤ちゃんが羊水と一緒に飲んで肺に入ってしまったりすると大変なことになるらしいですね。後で調べてゾッとしました。うちの子は何事も無く本当に良かったです。
後産の時もまだ麻酔が効いていて痛く無かったけど、夕方頃には麻酔が切れ、ちょっと体を動かすとお腹がビリビリと痛み、仰向けでじっとしていたら、看護婦さんに少しは体を動かさないと回復が遅くなるからと無理やり横向きにされました。急に体を動かしたせいか肩と脇腹のあたりがつってしまい、息をするのも辛く死ぬ思いをしました。
3.出生前診断の有無 出生前診断についての考え
羊水検査はしました。最初に行った産院で薦められました。
最初は乗り気ではなかったのですが、ダウン症は知恵遅れだけでなく心臓病を持って生れる場合が多いので大変ですよと言われその気になりました。
検査は紹介された大学病院で。羊水がなかなか取れず、前の2人は10分程で終わったのに私の時は30分もかかってしまいました。
脂肪が厚いから取りにくいと言われ最初は笑っていたのですが、段々不安になって顔が引きつって来るのがわかり、それを見た看護婦さんに心配ないですよと言われ手を握られてしまいました。
ようやく羊水が取れて30分ベットで休んだ後、胎児の心音確認をしましたがなかなか確認できず、何度も刺されたからもしかして!?とまたまた青くなっていると、先程手を握ってくれたベテランの看護婦さんが飛んできてくれ、すぐに確認できホッとしました。
結果がわかるまでは心配でイライラしました。大丈夫とわかった時はとても嬉しくて、それまであったつわりもすっかりなくなり気分爽快になりました。
費用は思っていたより安く6万円ちょっとでした。
出生前診断に賛成の人には検査をしないで障害児を生むなんて無責任と言われ、反対の人には障害児だから生まないなんて無責任と言われました。
どちらをとっても無責任と非難されるのはやるせないですね。
とても難しい問題で、本人が悩んで出した結論をそっと見守って欲しいと思います。
4.高齢出産のメリット、デメリット
デメリットは自分の親も年を取っているので産後手伝ってもらえない事かな。
出産後は実家に帰って私の食事だけでも作ってもらおうと思っていましたが、母にこの歳(当時77)になって面倒見切れないと断られました。
姉に1週間来てもらいましたが、後は1人で孤軍奮闘でした。
姉は出産後(20年以上前ですが)2ヶ月近く実家でのんびりと過ごしたのにこの違いです。
メリットはあまり感じませんが、十代で妊娠してしまい時期を逃して仕方なく生むよりはずっといいでは。
友人の近所にそういう娘がいて、子供は親まかせで本人は何処で何をしているのやらという感じだそうです。
5.その他
最初に近くの産院に行ったとき、子宮外妊娠で危ない状態かもしれないと言われ真っ青になって大学病院に飛んで行きました。
何でもなかったのですが、結局それで大学病院に転院。
そこでは何か問題があって紹介で来る人が多く、若くても帝王切開等になる人が多かったです。年齢には関係なく出産は大変なことなのだと感じました。
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